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指圧関連用語集(5)

 






§ 指圧やそれに関連する用語集(5)

 

やその他の手技に関する用語を、「あいうえお」順にまとめて簡単に解説してあります。一般の方々、また治療師の方々にも参考にして頂ければ幸いです。まだ収録用語が少ないので、今後も少しずつ増やして行くつもりです。

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ーか行ー


<こ>

古法あん摩:按摩の歴史を振り返ると、古代中国にさかのぼります。中国最古の医学書である[『黄帝内経』に、按摩のルーツと考えられている、「導引按きょう」の記載があります。

記録によりますと、西暦285年、応仁天皇の頃、百済王仁が、論語や針灸などと共に伝えたとされています。伝えられた「導引按きょう」は、その後いろいろなアレンジが施され、いくつかの流派が生まれました。やがてそれが現在行われている按摩になったわけです。

その代表格が「吉田流あん摩」です。吉田流が産声を上げたのは幕末で、その祖は吉田久庵です。埼玉県の一農家に生まれた久庵は、周囲の影響もあって医師を志します。郷土で学んだ後、長崎に渡り、オランダ医学に触れ、その視点から針灸や導引を研究、吉田流を完成させたのです。

その後、2代、3代とその技術を受けついで来た吉田流の本流は、三代目で絶えてしまいます。この緊急事態に一年発起したのが、三代目の愛弟子である平川荘作でした。

 

五臓六腑:五臓六腑(ごぞうろっぷ)とは、伝統中国医学において人間の内臓全体を言い表すときに用いられた言葉です。「五臓」とは、肝・心・脾・肺・腎を指します。これは中が詰まった状態の臓器を表します。心包(これは実際の臓器ではありません)を加え六臓とすることもあります。

「六腑」とは、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦(これも実際の臓器ではありません)を指します。関係臓器がない三焦をはずして五腑とすることもあります。

現代医学における解剖学の知見とは異なった、経絡から見た考えたかですので混同しないでください。陰陽五行説による解釈では、五臓も六腑もともに五行に配当され、それぞれの役割などについて説明されています。

五臓六腑について書かれた最古の文献は、中国最古の医学書とされる『黄帝内経』であると言われています。

 

五行の色体表:主に素問の陰陽応象大論に記載された診断法であり、また治療指針となるものです。しかし、これが絶対のものではありません。

これをよく運用すれば、診断にも治療にも非常に多くのヒントを得る事ができるので、鍼灸その他の治療師にとっては、とても重要なものです。

そして望聞問切(望診、聞診、問診、切診:東洋医学の診断法)の四診も、多く含まれています。

この五行の色体表は診断をする上で大切なものですが、中でも五臓・五腑・五行・五親・五根・五主・五支・五色・五味・五液・五変・五志・五精・五悪などは暗記しておくべきです。

治療の際によく見ておくと、だんだんその運用が理解できるようになり、たいへん役に立ちます。

(こちらの表を参考に http://www.toyo84.net/hdc/gozou.htm )

 

コリとは一般に「コリ」とは、運動や同じ姿勢での動作などを続けていると筋肉の中に疲労物質といわれる乳酸などの老廃物がたまり、細胞の栄養不足や酸欠状態になって、そのために血液循環が悪くなり筋肉が柔軟性を失って硬くなっている状態、だと表現されています。

しかし、そうした肉体的な状態によってだけコリが起こるわけではありません。コリに根本原因は、物事に「凝る」と言われるように一心に集中すると言う精神的な状況が肉体のコリを作っているわけです。

ですがら、コラないようにする為には、何事にも凝らないで臨機応変に対処することが大切です。唯、私達は「我欲」が強い為に、良くしようと言う欲心が強いので何事にも一心熱心になる傾向があります。

体がコルと言う現象を通して、自らの「心のコリ」に気付くことが大事です。心のコリは心の執着のことですから、何事も有難く受け入れることがコリを作らない方法だと言えます。

 

黄帝内経(こうていだいけい)これは現存する中国最古の医学書と呼ばれている。古くは鍼経(しんきょう)9巻と素問(そもん)9巻があったとされているが、これら9巻本は散逸して現存せず、現在は王冰(おうひょう)の編纂した素問と霊枢(れいすう)が元になったものが伝えられている。

黄帝が岐伯(ぎはく)を始め幾人かの学者に日常の疑問を問うたところから素問と呼ばれ、問答形式で記述されている。霊枢は鍼経の別名とされ、素問が基礎理論とすると、霊枢は、実践的、技術的に記述されている。

<概要>

黄帝内経は、前漢の時代に編纂され鍼経と素問の合計18巻と伝えられている。その内容は散逸して一旦は失われたが、762年唐の時代に王冰の表した素問と霊枢が伝えられている。現代の研究では鍼経(9巻)、もしくは九霊は、霊枢(9巻)のことであるとされている。

ただしこの9巻本も散逸してしまって残っていない。現在は1155年に南宋の史崧が霊枢を新たに校訂し24巻81篇として編纂したものが元になっている。

素問が理論的であるのに対し、霊枢はより実践的に記述されている。『素問』の内容は、医学にかぎらず、易学、天候学、星座学、気学、薬学、運命学と、広くさまざまな分野に及び、医学書というより科学書と呼ぶべきであるという意見もあり、道教にとっても原典の一つとされる。

現在、医学書とされている理由は、前一世紀の図書目録である、漢書芸文志に医書として分類されていることによる。

内経の原本は残っておらず、さまざまな写本が存在する。日本では京都の仁和寺に、日本最古の黄帝内経太素の写本が所蔵されている。太素(たいそ)は7世紀ころの写本で、楊上善(唐代)が、素問と霊枢を合わせて編纂したものである。

黄帝内経18巻のうち、1部にあたる9巻を鍼経と呼び、2部の9巻を素問と呼ぶ。鍼経は経脈、経穴、刺鍼、また営衛、気血など系統的で詳細に説明されている。ここで9という数字には意味があり古代中国において、数(かず)は1から始まり9で終わるとされていた。

すなわち1巻には1章から9章が記述され、9章の次は2巻となる。1部は9巻×9章で81章で一まとまりとなり、黄帝内経は2部構成であった。素問は、古くはBC202年の前漢時代ころから編纂され始めたと考えられている。

現存する素問は、762年に王冰によって編纂された。王冰は、それ以前の素問を大幅に変更したことが分かっており、王冰の素問からは古い素問を伺い知ることはできないと批判されている。

霊枢は、素問より新しい時代のもので、20年から200年ころ編纂された。素問より前に鍼経が編纂され、それが後に霊枢に引き継がれたと考えられている。芸文志には、内経(18巻)の他に外経(37巻)があったとの記録があるが、外経は現存せず詳しいことは分かっていない。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)



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