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現代人は、パソコンを使うことが多いために、長時間、座る仕事を強いられていますし、運動不足、車を利用する為にあまり歩かない、冷房で身体を冷やす、生活が不規則、などが重なって腰痛を訴える方が多いようです。
一口に腰痛と言っても色んなケースがあります。良く耳にするのは、ギックリ腰ですね。何かをしようとして身体を捻った途端に腰に激痛が走って、そのまま動けなくなったりします。あなたは体験がありますか?
私は過去に3度、これを経験しました。元々、股関節に異常がありますので腰痛を起こしやすい体質ではありました。そのお陰で腰痛で苦労されている方の気持ちも良く分かります。さて、この他に腰痛には椎間板ヘルニア、脊椎分離症、坐骨神経痛などがあります。
ところで、腰痛と言うと腰が痛いのだから腰を中心に治療をすればいいと思われるかも知れませんが、それは間違いです。腰痛を起こす原因は上記に挙げたような不規則な生活によって内臓(腹筋)が弱っているからなのです。
従って、指圧で腰痛の治療をする時は、先ず最初に、腹部の治療を入念に行う必要があります。特に、腹部の診断と足の伸展法を行うことが大事です。これ等は、中級講座(「講座の内容」)で指導していますので、是非、受講して身につけて頂きたいものです。
ここでは足の伸展法の一部を紹介いたします。
1.患者を仰向けに寝かせて、左手を相手の下腹部に置きます。少し体重を掛けるようにしておき、右手で相手の左足の膝を内側に曲げ、足裏が反対の右足の膝に付くようにします。
2.左手は相手の下腹部を押さえたまま、右掌で相手の内ももの真ん中を、足の付け根の方から膝の方に向かって押していきます。この時、膝の方に押し伸ばすようにして、筋を伸展することがコツです。(数回繰り返す)
3.今度は相手の右足を同様に行います。この時も、左手は相手の下腹部を押したままです。(こちらも数回繰り返す)この両足の伸展法だけでも、腰痛は和らぎます。
4.次に相手をうつ伏せにして、背骨の両脇を良く指圧をします。要領は、うつ伏せの所でやった通りです。そのあと、太ももの真ん中を親指を重ねて深く押します。ここは坐骨神経に関係しますので、入念にやってください。
5.そして下腿のふくろはぎの真ん中も母指を重ねてゆっくりと押します。片足が終わったら、反対側も同様に行います。
6.また、仰向けの姿勢にして、腹部の指圧をします。これは、以前にやったような、肋骨の下縁部の母指指圧、腹部の正中線両母指圧、腹部あん摩などです。
慢性的な腰痛の場合は、こうした治療だけでなく、全身の治療を継続して行うと良い結果が得られることでしょう。
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