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指圧には色々な良さや特色がありますが、その中で、私が強調しておきたい特色の幾つかについて書き出してみます。
A. 診断、即、治療
西洋医学では、まず色々な検査器具を使って診断して、病名をつけます。その間、結構な時間が掛かります。その後で、やっと専門の診療科で治療を受けることになります。 指圧の場合は、何も医療器具は必要ありません。
指圧では、手を患部に当てることが診断(その部位の異常を察知する)になります。そして、その部位を押すことで生体に刺激を与えて治療をすることになります。 こうした点で、素早く症状に対処できるのが第一の特色です。
B.予防医学
指圧は色々な慢性症状に対して治療効果がありますが、それと同時に指圧を定期的に受けることによって身体の免疫力を高めて、病気になりにくい身体にすることができます。 その意味からも、指圧は予防医学として大変に有効なものだと言えます。
C.人間関係を密にする
指圧はいわゆる“手当て”法ですから、手を当てたり、ゆっくり押すことによって、受け手との間でエネルギー(気といってもいいと思います)の交流が行われます。そして単に押す、押されるという関係を超えて、お互いを支えあう状態となりますので、それがお互いの信頼関係を築くことになるわけです。
よく、指圧のことを言い表す時に、漢字の「人」という字と同じであると言われます。それというのも、「人」という字は二人がお互いに支えあい、もたれあっている姿を意味していますから、指圧をする方と受ける方の支えあう姿も、これと同じことになります。
こうしたことから、指圧を継続的に行うことは、受け手との間でより深い信頼関係を築いて、より健康で明るい生活を送ることが出来るようになるのです。
D. ボランティア活動として最適
上記に述べましたように、指圧は人間関係を密にする方法として最適ですから、何かの手助けを必要とする人々に対して、ボランティア活動として指圧を利用することは大変に効果的です。
ある生徒さんは、先の阪神大震災のときに、自分も何か出来ないかと被災地に問い合わされたら、何か特技が無いとダメだといわれたので、自分でも何か身につけたいと考えられて指圧の勉強に来られました。そして、指圧の講座が終わっても、指圧を通して楽しくし過ごしておられます。
他のページでも例にあげましたが、新潟の大地震の被災者の方にボランティアの方が指圧してあげて大変に喜ばれたというニュースが報じられています。ただ、ボランティアと言っても外部の人だけに限ったことはありません。家族でお互いに指圧し合うことが何より意味があると思います。
このほか、述べれば幾らでも上げられますが、指圧を単なる肉体の治療とするのではなく、もっと広い意味で考えて見ていただきたいと思い、上記の特色を挙げてみました。
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