§ 指圧は家族の絆を強める最適な方法です!
■ 「うつ伏せ」のやり方
よく、あなたは背骨が固いですね、と言われる方があるかも知れませんが、それは骨が固くなっているわけでもなく、関節が固くなっているのでもありません。
関節の動きを支えている色々な組織に気が詰っている状態で、それが背骨に主に現れていると考えられます。ですから背骨の柔軟性を回復することが、身体全体を柔らかくする元になるとも言えるのです。
1.背骨の十字掌圧:右の写真のように、相手の左側に位置して、左ひざを立てるか、両膝を床に付けた姿勢か、どちらかにして、右手を真っ直ぐにしてその上に左手を十字に重ねる。両腕は伸ばす。
最初は両手を相手の背骨の上に乗せ、その後から、ゆっくりと体重を乗せるようにして圧を掛けて行きます。決して手で押してはいけません。
脊柱の一番上の方から腰骨(仙骨)まで押して行きます。大事なのは、一箇所ずつ、ゆっくりと押して行き、そこで暫く持続圧を加えることです。そして次の場所に移動する時は、相手の身体から両手を離さないで、背骨の上を滑らすようにして移動します。
自分の身体を前後に動かしたり、変なリズムをつけて押してはいけません。一歩一歩、大地を踏みしめるような気持ちで、掌に相手の脊柱の感触を味わったり、体温が伝わってくるまで、そこに止まるといった感じで行ないます。上からに下に数回繰り返します。
2.脊柱両側の両手圧:脊柱の両側には大事な機構が並んでいますので、ここが歪むと、内臓や色々な器官に障害をもたらすことになります。日常生活での過労や姿勢の偏りなどが、ゆがみを作る基ですから、これらを正すことが大切です。
(1)と同様に、相手の左側に両膝立ちをして、最初は相手の背柱の左側を肩口から臀部まで両手(主に手根部)でゆっくりと、体重を掛けながら押して行きます。要領は(1)と同じです。
左側が終ったら、次に相手の脊柱の右側を同様に両手で上から下に押して行きます。ご存知のように、一般に右利きの方が多いので、どうしても脊柱の右側に気が偏りがちで、固くなりやすいものです。
ですから、そちら側は後にして、左側から気のバランスを回復させてから、右側に移った方が効果的です。
3.脊柱の調整:(1)(2)が終ったら、最後にもう一度、同じ姿勢で、両手を相手の脊柱の上部に置き、右手だけを下に移動しながら押していく。シーソーのように左手で自分の体重を支えながら移動して、右手に体重を掛けて押して行きます。同様に腰まで何箇所かおこないます。
4.腰部の調整:腰部(ウエストの辺り)の両側に両手掌を当て、体重を掛けて、もたれるようにする。相手の腰部の固さや、つっぱり具合、また圧痛などがあるか確かめる。
両手を揃え、相手が圧痛や固さを感じる側に両手の四指を当てておき、反対側の横突起(腰骨の横に出ている突起)の下の方に両親指をそろえて押し込むように押す。指先に力を入れるのではなく、親指に体重を掛けて行くといった感じで行なう。
5.下肢後側の調整:両膝立ちの姿勢で、左手を相手の仙骨(腰の骨)におき、右手で相手の左右の臀部に体重を掛けるようにして押す。どちらが固いか、痛みがあるかなどを調べながら数回押す。
次に相手の左右の大腿(膝まで)の真ん中を右手で体重を掛けながら押す。左右とも数回ずつ繰り返す。
その後、左手を相手の大腿に置いて、今度は相手のふくらはぎを膝から足首まで押す。左右の下腿を交互に数回ずつ行なう。
6.足裏を拳骨で押す:相手の足先の方に位置して、両手の拳骨で相手の足裏を体重を掛けるようにして押す。上から下に足裏全体を押す。
7.背部の調整:相手の足首からヒップまで、相手の両足を同時に両手で把握しながら移動する。次に相手の腰の辺りに両手を置き、上下に揺すりながら上に上がって行く。最後に、相手の背中にかんなを掛けるように、両手でサッと撫で下ろす。
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