§ 膝や足の痛みについて(1)

 


世間でも「老化は足から来る」とは良く言われる言葉です。確かに歳と共に、膝の痛みを訴える人が増えるものです。私もその例に漏れず、最近、主に右膝に痛みを感じています。

そこで今回は、「膝や足の痛みに」ついて取り上げてみたいと思います。ご存じのように私達は二足歩行をしているのですが、膝の痛みはこの二本足で歩くことによって引き起こされると言っても過言ではありません。

人間が立って歩くことによって膝に掛かる負担は相当なものがあります。実は普通に歩くだけでも、膝には体重の4倍、階段などを上り下りすれば7倍の圧力か掛かるそうですからね。

このように普段から大変な負担に耐えている膝なんですが、その膝関節を守る筋肉は、触ってみると分かりますが、股関節などの関節と比べると、ほんの僅かしかありません。

ですから、スポーツや運動による膝の酷使や、老化などによって、膝に痛みが出やすいことが分かります。 (上図は、「ウィキペディア」 より)


<主な膝の病気>


(1)変形性膝関節症

日本国内に限っても患者数は約700万人と言われているほど、多くの罹患者がいます。年だからと諦めたり、我慢しているケースが多いのもこの病気の特徴で、行動が制限されがちになるため、適切なケアが必要です。

上記の写真でもお分かりのように、膝関節の表面は軟骨で覆われていて、この軟骨と膝関節間隙の後ろ側に挟まった半月板とが外的衝撃を和らげ、関節の動きを滑らかにする働きをしています。

また、ヒアルロン酸を含み関節間を満たした関節液が潤滑と栄養補給の役割を果たしているわけです。そして靱帯が関節の骨と骨をつないで安定化させています。

 

この症状の初期には関節軟骨のみが障害を受ける場合が多く、やがて障害範囲が関節軟骨の磨耗、半月板の断裂、靱帯の障害などを含んだものへと進行することによって、関節炎が起こり、過剰な関節液が溜まる「膝関節水症」を引き起こすことになります。これによって関節内のヒアルロン酸濃度は低下して滑らかさをさらに失う事にもなるわけdす。

症状は人によって差異がありますが、一般的には初期段階で、階段の昇降時や歩き始めに痛んだり、正座やしゃがむ姿勢がつらくなります。

病気が進行してくると、起床時の膝のこわばりや、関節が炎症を起こす、「水がたまる」と表現される膝関節液が溜まるなどの症状が出やすくなります。

 

さらに症状が進行すると、大腿骨と脛骨が直接こすれることで激しい痛みが生じ、歩行が困難になり、最悪の場合では膝の痛みが取れないようになることもあります。

40歳以上の男女の6割がこの症状に罹患しているというデータもあるほどです。また、どの年代でも女性が男性に比べて1.5倍から2倍も多く、高齢者では男性の4倍とも言われています。

またO脚とも関連していると指摘されています。一般に加齢とともに発症しやすく、中高年の女性に多くみられる症状と言えます。

 

◇変形性膝関節症の治療法

この症状の治療法としては、主に保存療法と手術療法の2つの方法があります。薬物投与、装具装着、リハビリテーションなどの保存療法で効果がない場合は、手術療法が行われます。

この症状は生活習慣に起因する場合が多く、適度な運動や食生活の見直し、減量などが効果があります。同時に筋力を維持し、膝への負担を減らすことも効果的であり、それだけで罹患を減少させたり、進行を遅らせる効果があります。

よく行われているのは、患部の温熱療法(お灸、ショウガの温湿布など)、温水プールの中で歩くことや自転車でこぐ、などで筋肉を鍛える。

 

また、膝を支えるサポーターを使ったり、O脚を矯正する足底装具を使って痛みを軽減すること。また、ヒアルロン酸を膝に注射して軟骨の再生を図ることも行われています。

尚、この病気によって日頃の行動範囲が狭められますので、その結果「うつ」や痴呆等の精神疾患を誘発することもあるそうですから、注意が必要とされています。

(上記の記述は、「ウィキペディア」 を参照にさせて頂きました)

 

さて、この変形性膝関節症に関しましては下記のような動画による調整法や、予防法に関するサイトなどを参考にされるといいと思います。

1.動画:変形性膝関節症の調整法(1)  

2.膝が痛いとき、膝痛体操で治す 

 

尚、次回はスポーツや運動による障害の「半月板損傷」「慢性関節リュウマチ」などに付いて紹介いたします。

 


指圧/増永 静人


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