それで、増永先生は単に経絡体操と言うのではなく、そこに一工夫をして、「イメージ体操」と名付けられ普及に努められました。
名前は兎も角、基本は経絡の歪みを正す為の伸展法です。ですから外見上だけでは、ヨガのストレッチや真向法などの運動法と違いはありません。
と言うよりも、それらも共に経絡の伸展法に変わりがないのですが、特に経絡の概念を取り入れて指導していないだけです。
ところで今回、経絡体操(イメージ体操)の話題を取り上げたのには理由があります。
経絡体操は増永先生が提唱されてから、それを実行された方から大変に効果があった。症状が改善されたなどの反響が多く寄せられていました。
中には、経絡体操を熱心に毎日続けていたら、胃がんも克服できたと言ってこられた方もありました。勿論、他の治療法も併用されてのことだと思います。
こんな訳で、私もホームページで経絡体操を紹介したり、実際に指圧の講座の折に指導をしたりもしています。
そうしましたら先日(2008.12月中旬)、見ず知らずの外国人からメールを貰ったんです。普段は見ず知らずのメールは直ぐに消去するのですが、その時は思わず開いてしまったんです。
読んでみると、挨拶文は無くて、いきなり感想が述べられていたんです。私の英文のホームページで経絡体操を見て実行してみたと言うんです。
自分は喘息なので、最初の肺・大腸経の体操を行ってみたら、何と喘息の症状が良くなったので驚いた、と言うんですね。
それで経絡体操はスゴイ、と言って感激のあまりメールをくれた、と言うことだったんです。これには私も嬉しかったですよ。
まぁ、こんなことがありましたので、改めて経絡体操に付いてちゃんと説明しておいた方がいいのではないかと考えたんです。
うがった言い方をすれば、増永先生が霊界から、そうして欲しいと言うメッセージを送ってこられたのかも知れませんね。
ですから、増永先生が述べておられたことを中心にして、何回かに分けて述べて見たいと考えています。
ところで何故、増永先生は単に経絡体操とだけ言わずに、わざわざ「イメージ体操」とされたのか、と言うことです。
経絡と言う概念は東洋医学の中心ですが、残念ながら専門の治療家でも本当に理解している人は少なく、ましてや一般の方には分かり難いのが実情です。
そういうことも考慮されたでしょうし、また当時、呼吸と言うことに大変に関心を持たれ、野口三千三氏の呼吸に関する理論に賛同されたり、またイメージの研究をされていた藤岡教授(当時、愛媛大学)の考えた方に影響を受けておられました。
その結果、単なる経絡体操ではなく、色々な形をイメージすることによって自然の呼吸を体得することを目的に、「イメージ体操」と命名されたと言うことなんです。
先ほども申しましたが、外見上はヨガや真向法、または他のストレッチ法と変わりがないように見えますが、その捉え方には違いがあります。
その辺りのことを少しずつ伝えられたらいいな、と考えている次第です。
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