◇笑いは健康の元


筆者が日本指圧専門学校に通っていた頃のことで、記憶に残ることはそれ程多くはありません。これは卒業の後、何十年も経ってからのことですが、このところ巷で有名に成っておられる、斉藤一人が同級生だったことが分かりました。

それも卒業以来、ご縁の無かった地方に居る当時の同級生が、筆者のホームページを見て連絡をくれたことから、そのことが分かった次第です。指圧学校時代の同級生がそのような著名人になっているとは知りませんでした。ですが残念ながら斉藤氏の顔は記憶にありません。

 

ところで、指圧学校での思い出の中で、やはり浪越徳治郎校長のことは忘れられません。以前にも書きましたが、同校長は一度もちゃんとした授業をしてくれませんでしが。ただ、時々、教室に来ては、昔、マリリンモンローの指圧をしたことを何度も楽しそうに話して行くのが常でした。

授業の方はそのようでしたが、同校長は多くの方がご存知のように、常にワッハッハと大きな声で笑っておられたのが印象に残っています。

最初はわざとらしくも感じましたが、しょっちゅうその笑い声を聞いていると、こちらも釣り込まれて笑顔になるのは確かでした。

ひと言喋っては笑い、酒を飲んでは笑いですから、周りを明るくしますよね。同校長を見ていると、なるほど、「笑う門には福来る」とか「笑いは健康の元」であると言うことが良く分かりました。


 

同校長はそうしたキャラクターの所為で交際範囲も広く、相撲界のタニマチ的なこともしていたようで、相撲の東京場所が終ると決まって、佐渡ヶ嶽部屋の力士が指圧学校に来て、最上階の部屋で宴会をやっていましたよ。

筆者も、同校長がお酒を飲む姿を間近に見たことがありますが、実に豪快にあらゆる酒をちゃんぽんに飲んでいました。

それも、酒をひと口飲むたびにワッハッハ、ワッハッハと笑いながら飲むんです。ですから幾らでも酒が入り、悪酔いをしなかったですね。

 

最近では、医療現場でも精神的な症状を持つ患者や痴呆的な患者に対して、笑うことを奨励していますよね。そのために、漫才や落語を聞かせたり、面白いことを見せて盛んにかんじゃを笑わすことに努めている病院や介護施設が多くなっています。

やはり心から大笑いをすることは、精神的だけでなく、肉体にもいい影響を与え、健康で長生きできる秘訣かも知れませんね。浪越校長は90歳以上まで元気で暮しておられましたものね。

大概、指圧や手技の業界の有名な先生方は早死にする方が多いようですが、同校長は元々、丈夫な身体を持っておられたのかも知れませんが、傍目から見ると、やはり笑いが長生きの秘訣だったように思えます。

 

筆者としては、日本指圧学校に通ったことでよかったと思えることは、そうした笑いの名人のような浪越校長と間近に接することができたことですね。筆者は同校長のようには出来ませんが、少しでもと思い、鏡を見ては笑顔の練習をしています。

最初はわざとでもいいから、鏡を見ながら笑い顔を作る練習をしていると段々に笑顔が身に付いてくると思うんです。

やはり、大いに笑って、感謝の心(有難うございますという気持ち)で暮すことが、幸せな一生を送る要諦ではないでしょうか。筆者はそのように信じています。

 

 

  ートップへー ー前へー -次へー

 


 

 

Google
WWW を検索 www.shiatsu-k.comを検索