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さて講座の二日目は初日の体験で要領がつかめましたので、余裕を持って早めに家を出て講座の会場に出掛けました。この日は天気は快晴で暑いぐらいでした。
幸いに初日と違って私鉄もJRも、途中で何も問題も無くて、初日に比べて30分も早く現地に着きました。 これが、筆者が事前に予想していた到着時間なんです。ですから、初日の五反田駅での混み具合が、どれ程ヒドイものであったかが、改めて分かりました。
こうやって早くに着きましたから、その分ゆっくり出来て、講座の2日目をスムーズに始められたんです。
午前中の最初に、身体を解してから講座に入った方がいいと思い、「経絡体操」のやり方を教えました。皆、始めての体験でしたが、身体が硬い者が多いのには驚きました。
その後の午前中は、初級の「うつ伏せ」のやり方を教えたんです。これは特に難しいことは無いので、全員がそれなりにやってくれました。
しかし前回も言いましたが、皆を見ていると面白いんです。特に、ヒゲをはやして髪を後ろで結んでいた男性は、腹も出ていて肥満気味の中年なんですが、ちょっとユニークなんです。
彼は英語を話さないので、筆者と上手い具合に意志の疎通はできないのですが、何かとフランス語で質問したり、話しかけてくるんですよ。 相手のことよりも、話したくて仕様が無いと言ぅ感じでした。
どうも理屈が先行するタイプのようで、合気道をやっているとかで、「氣」やオーラのことに付いて盛んに聞いてくるんですよ。 雰囲気として何を言いたいのかは分かるんですが、英語で答えても、要領を得ない感じでした。
この男性は指圧の順序なんかも、直ぐ覚えるようなんですが、実際にやらして見ると、自分流に違うやり方をしてしまうんですよ。
なかなかガンコで、自分のスタイルを変えようとはしないんです。自分のやり方でいいんだと言ぅタイプなですねぇ。こういうのはフランス人に多いタイプかも知れませんね。
他の生徒に聞いても、彼はガンコだと言っていました。まア、英語で意志の疎通が出来たら、もうちょっと指圧のやリ方を直して上げられるんですがねぇ、まぁ無理だろう思って好きにしてもらったんです。
昼食の時に、同行の校長先生と色々話したんですが、残念ながら彼も英語は上手くないので、世話をしてくれとる日本人女性夫婦に通訳をしてもらいながら一緒に話したんです。
彼等はその日の夕方、大相撲の東京場所を見物に行くことになっていましたので、その話題を出してみたんです。そしたら、その校長先生は若貴が好きだったそうなんです。
筆者はよく知りませんでしたが、誰か元大関だったた力士が本を出していて、それがフランス語にも翻訳されていたそうです。校長はその本を買って読んでいたそうなんです。
その本を読んで、その力士の一生に感動して、より相撲に興味を持ったそうなんです。そう言ぅこともあって、今回の相撲見物を楽しみにしておられたんです。
午後からは、初級の「仰向け」のやり方を教えました。これは、ちょっと動きがあると言いますか、あちこち動かなければなりませんので、皆やり辛そうじゃったわ。
初日と同じように、最初は筆者がやって見せて、その後で夫々組になってやらせた後、、一組のカップルに皆の前でやらせて、それを皆でアドバイスすることをやりました。
自分がやる時には、なかなか上手いこと行かなくても、人のやっているのを見とると、そこは違う、こうやった方がいいと言って、皆がアドバイスをするんです。面白いもんですねぇ。
皆も初日に比べて段々、雰囲気も馴染んで来て、結構、積極的に発言してくれましたし、お互いに教え合ったりしてましたので、あぁ、こうやって良かったなぁと思いました。
ただ、筆者もリラックスしてやっている心算でも、結構、あれこれ気を使いますので、やっぱり疲れますねぇ、ほんとのところは・・・。
(つづく)
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