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   今日のひと言(5)

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§トップページに毎日掲載した「今日のひと言」を、ひと月毎にまとめました。

 

 

2007年11月の途中から、トップページに掲載しております「今日のひと」2008年3月分を、ここに纏めました。

ー前月分ー −次月分ー

 

めまいに付いて 2008.3.1

ストレスによる「めまい」が増加中です。最近生活が不規則だから? 年齢のせい?……症状が軽ければやり過ごしてしまうことも多い症状ですが、耳鼻科的な病気、内科的な病気、頻度は少ないのですが時には脳の病気の重大なサインとなることもあり、油断は禁物です。

自己診断 めまいチェック (「Yahooヘルス」より)

・意識がおかしい
・悩みや不安は他人に話さず自分の中にためてしまう
・顔面半分や体半分側のしびれがある
・ロレツがまわらない
・手足に力が入りにくい
・二重に見える
・見える範囲がせまくなったり、視野が部分的に暗い
・発作的で何かがいつもと違う

どれか1つでもあてはまる場合:すぐに救急外来・神経内科・脳外科を受診してください。小脳出血など命にかかわる可能性があります。症状によっては頭部CTやMRI(磁気共鳴画像診断装置)での診断が必要です。

めまい発作時に耳鳴りや難聴を認める場合:耳鼻いんこう科を受診。早く処置をするほど、回復が早い可能性があります。

上記に該当しないがめまいが続く場合:一度は精密検査を受けてください。神経内科を受診。

タミフル耐性インフル検出 2008.3.2

共同通信社のニュースによりますと、インフルエンザ治療薬のタミフルが効かない耐性インフルエンザウイルス(Aソ連型)が、横浜市で計5人の患者から検出されたことが、同市衛生研究所の調査で28日分かったと報じていました。少なくとも3人は集団感染とみられるそうです。

いずれも、タミフル服用前の検査で耐性ウイルスが見つかったそうです。同研究所では、検出は一時的なものとみているようですが「Aソ連型の治療では薬の選択に注意が必要」と指摘しています。

耐性ウイルスはその後検出されていないため、同研究所は「局地的な流行だった」とみているようです。ただ「タミフル耐性の拡大を防ぐためには、症状が改善しても、5日間のタミフル服用期間中は会社や学校を休む必要がある」と呼び掛けている。

タミフル耐性のAソ連型ウイルスは今冬、欧米でも検出されており、世界保健機関(WHO)などが警戒しているそうです。 (「m3com」 より)


便秘呼吸法  2008.3.3

近年、便秘や過敏性大腸症候群など、ストレスに起因するものを中心に、腸の不調を抱える人が増えているようです。腸は自律神経のコントロール下にあり、ストレスの影響で交感神経が優位になると働きが鈍くなり、血行が悪くなります。

それが便秘です。また、過度のストレスは、緊張しすぎを解除するために逆に副交感神経が作動し、腸の動きが活発化しすぎて下痢になります。それが過敏性大腸症候群と言うことになります。

日本ヨーガ瞑想協会総師範 綿本彰はこれ等の症状を解消する為に、「便秘呼吸法」を提唱されています。要領は下記の通りです。 (「夕刊フジbBLOG」 より)

「手を下腹部にあてて、一息吸う。下腹部に力を入れて息を吐ききり、手で「の」を描くように強く押しながら一周回す。その後、息を吸う。これを5−10回繰り返す」



過敏性腸症候群 2008.3.4

過敏性腸症候群は“消化管の心身症”と言われている症状です。胃腸を検査しても異常は見当たらないのに、通勤電車や会議の途中に急に腹痛が起きたり、トイレに行きたくなる。そんな症状をしょっちゅう繰り返すのが特徴です。 (「夕刊フジBLOG」より)

「過敏性腸症候群」チェックリスト
(1)よく下痢や便秘に悩まされる
(2)突然、便意や腹痛がよく起こる
(3)1日に5回以上トイレに行きたくなる
(4)ストレスを感じるとお腹の調子が悪い
(5)排便後、残便感がある
(6)夜中にはお腹の症状はない
(7)体重の減少や血便はない
(8)几帳面、まじめな性格と言われる
(9)排便をすればお腹の症状はやわらぐ

「(1)―(5)の症状2つ以上に、(6)―(9)が2つ以上伴うようなら可能性が高い」(はとりクリニック・羽鳥裕院長)

 


気分変調症 2008.3.5

近年、うつ症状を訴える者は5人に1人と言われているほどです。そうした中、「疲れた感じ、気分がへこむ、やる気がしない、楽しいことがない、不眠といった症状の軽い抑うつ気分がダラダラと何年も続く。根本的には神経症なので抗うつ薬だけでは治らない」と訴える人が増えているそうです。

そうした“長引く軽症うつ病”を自称する人は「気分変調症」と呼ばれるそうで、うつ病とは区別しなければならないそうです。厄介なのは、専門医でもうつ病との見分けに時間を要するそうで、専門医の間では、うつ急増の中には気分変調症もかなり含まれているのではないか、という見方がされ始めていると言うことです。

「うつは周りに迷惑をかけているのではないかと自分を責める傾向が強いが、逆で自分の不調を他人のせいにしたり、他罰的。人からどう思われているか非常に気にするような神経質な人や自分をよく見せたい人、いわゆる自己チューな人がなりやすい」と、クリニック西川(東京・南大塚)の西川嘉伸院長は語っています。 (「夕刊フジBLOG」 より)

日常ながら運動 2008.3.6

日頃運動不足の方は、 一つ一つはちょっとした動作でも、ちりも積もれば山となると言う「日常ながら運動」を試されたら如何でしょうか。考案者の「日常ながら運動推進協会」長野茂代表は下記のような方法を勧めています。 (「夕刊フジBLOG」 より)

「パソコン足浮かし」:とくにポッコリ出た下腹部の引き締めに効果的
(1)イスに浅く座り、背中を少し丸めてあごを引く。両手はイスのサイドか机の上に置く。
(2)おなかに力を入れて両脚を少し浮かせ、そのまま8秒キープし、4秒かけてゆっくり戻す。

「ひざ開き腕押し」:上半身、下半身の筋肉を同時に鍛えられる運動
(1)足を肩幅に開いて座り、両手のひらを両ひざの外側に包み込むように当てる。
(2)両手はひざを閉じるように内側に押し、ひざは外側に開こうと力を入れて、ひじとひざで押し合う。きつい運動なので、力を入れすぎないように注意。

一日一食 2008.3.7.

長年、「食べない健康法」を提唱してこられた医師、石原結實さんは、「現代人は食べ過ぎ」と訴えっておられます。 (「夕刊フジBLOG」より)

「私が提唱することはまったく難しくありません。“1日1食”、これに尽きます。ただ、朝は低血糖になることもあるので、この黒糖入りの紅茶を勧めます。ショウガはほとんどの漢方薬に含まれ、体温を上げて、脂肪の燃焼にも効果があります」と語っておられます。

「やせたい、というとどんな医師や栄養士も“3食バランスよく食べろ”と必ずいいますよね。でも、私に言わせれば、それはバカなことです。30年以上前に13万人余いた日本の医師は今、倍以上の28万人いますが、病院は患者であふれています。その多くが、食べ過ぎに原因があるんです」とも指摘されているんです。

そして、「やってみて調子が悪ければ、やめる。よければ続ければいい。要は自分の体に聞け、ということですよ」と明快に語っておられるんです。全く同感です。

インフルエンザ大流行せず 2008.3.8

今シーズンのインフルエンザは、昨年11月、過去20年で最速で流行が始まりましが、ふたを開けてみれば患者数は例年より少なく、早くも終息の兆しが見られるようです。うれしい予測外れとなったわけです。 (「夕刊フジBLOG」より)

この現象に関して、「気温などの環境的な面や予防ワクチン接種数も例年と変わらない」と厚労省もクビをかしげているそうです。「唯一考えられるのは、『咳エチケット』意識が国民の間に広まったこと」ではと言っています。

「咳エチケット」とは、厚労省が音頭取りとなり行った今冬のインフルエンザ総合対策の一つです。予防のためだけでなく、風邪やインフルエンザにかかった人に対して、マスクの着用を推奨していました。自治体向けには、咳やくしゃみをする時は、ティッシュなどで口や鼻を押さえ、「他人から顔をそむけ1メートル以上離れる」といった細かいところまで徹底指導したそうです。こうした努力が報いられたのかも知れませんね。

ドラッグ化するうつ治療薬 2008.3.9

うつ病の治療薬でありながら今、若者の間でドラッグとして乱用され問題になっているのが「リタリン」です。製薬会社もうつ病に対する同薬の効能効果を取り下げを検討しているほどです。 (「夕刊フジBLOG」より)

うつ病治療薬としてのリタリンの歴史は古く、日本で販売されるようになったのは今から50年ほど前だそうです。適応症は、日中に強い眠気発作を起す「ナルコレプシー」と、抗うつ薬が十分に効かない「難治性・遷延性のうつ病」などです。

ところがここ数年は、若者の間でドラッグ目的の使用が急増しています。その理由は、この薬自体が 覚醒(かくせい)剤の“仲間”だからです。

「覚醒剤取締法で規制されている“覚醒剤”とリタリンは、中枢神経刺激薬といって同じカテゴリーの薬。化学構造式もソックリ」と、「クリニック西川」(精神神経科)の西川嘉伸院長は語っています。「ハイになる」「食欲がなくなりやせる」「眠気がさめる」などは、中枢神経刺激薬がもつ特有の作用で、依存性が強いのも一緒です。乱用すれば次第に服用量が増え、エスカレートして幻覚、妄想などの副作用、自殺の危険性もあると言います。

 


イソフラボンで乳がん減少 2008.3.10

大豆などに含まれるイソフラボンの一種「ゲニステイン」の血中濃度が高い女性は、低い女性に比べ乳がんになる危険性が約3分の1となるとの疫学調査を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎、国立がんセンター予防研究部長)が7日発表したそうです。血中濃度は食事として摂取する量に比例して高くなると言うことです。

研究班の岩崎基、国立がんセンター室長によりますと、354ナノグラムは1日当たりイソフラボン約47ミリグラムを摂取した結果と推定され、豆腐なら約3分の1丁の100グラム、納豆なら50グラムに相当すると言うことです。

一方でイソフラボンは、過剰摂取による発がんの危険性も指摘されているそうです。岩崎室長は「今回は食事で摂取する範囲の結果であり、サプリメントなどの影響についてのデータはない」としています。 (「m3.com」より)



「まじめ」が病気に・・・
 2008.3.11

免疫学の世界的権威として知られる、安保徹・新潟大学大学院教授は「なぜ病気になるのか。それは、能力の限界を超えて、無理をしているからなんです」と仰っています。 (「夕刊フジBLOG」より)

そして日本人の「まじめ」さが病気を誘発すると次のように語っておられます。

「残業や夜更かし、悩みなどは、交感神経が緊張して血流が悪くなり、体が壊れる原因になります。日本人は皆まじめで、遅くまで頑張っている。自営業の人も資金繰りで苦労している。その無理のために体は壊れ、がんにもつながります。がんになる人たちは、夜更かしが多いんですよ」

更に、「たとえ丈夫な人であっても、過度な仕事やストレスに毎日さらされていたら30、40代で、ある日突然、がんにかかることもある。ストレスを飲み食いで紛らわすことが可能なのは、40代半ばまで」とも仰せられています。

ゆがみを直し 2008.3.12

山根カイロプラクティック研究所の山根悟院長は、左右非対称な体の使い方から生じる弊害を解消し、腰痛を改善するために「3つの簡単動作」を推奨されています。 (「夕刊フジBLOG」より)

【やり方】
●第1の動作(前に出た右肩を後ろに引く)
 左手の指先を胸の中央に当て、右手の指先を右肩のいちばん端に当てる。左手と右手の指先を結ぶ直線距離ができるだけ広がるように、胸を張り、右肩をグーッと引っ
張る。

●第2の動作(肩甲骨を後ろへもっていく)
 左右の肩の端に両手の指先を当てる。おなかをへこめながら、胸を左右に広げるように、両肩を後ろに引っ張る。

●第三の動作(左脇腹を伸ばす)
 左肩を上げながら、左の脇腹をできる限り、よく伸ばす。

※3つの動作を各10秒程度行う。一日に何十回でも、気がついたときに行うとよい。

指圧の適応症(1) 2008.3.13

一般に指圧と言うと、肩こりや腰痛などの肉体的な症状が対象のように考えれているようですが、実際はもっと広い範囲に効果を発揮するものです。

これも肉体的な症状ではありますが、慢性的な内臓疾患(胃、肝臓、腎臓などの)にも指圧の全身治療を継続することで効果があります。ただ、慢性症状と言うのは長い時間が掛かっての結果ですから、指圧の治療にもそれなりの時間を掛けることが必要です。

また精神的な症状として、ノイローゼや軽度のうつ症状などにも効果があります。こちらも或る程度の継続した治療が必要です。他にも各種のリハビリや、末期がん患者に対するターミナルケアとしても効果が来たい出来ます。

ただ一つ問題があります。世間で一般に理解されている指圧と言うのは、固い所、凝っている所を強く圧したり、もんだりすると考えられていることです。こうしたやり方では、精神的な症状に対しては不向きと言うことになります。

飽く迄も、ゆっくりと静かに、相手にもたれ掛かるような持続圧を加えるような指圧を行うことを前提にして、これから暫くの間、指圧の適応症に付いて言及して行きます。

指圧の適応症(2):肩コリ 2008.3.14

指圧の適応症の中で良く挙げられるのが、「肩こり」ですが、日本人ほど、この症状を訴える者は居ないのではないかと思える程、多くの方が感じておられます。

しかし治療師の多くや、患者の殆どが、肩こりだから肩周辺が悪いと思い、そこを中心に強い刺激を与えればいいと考えているように見えます。

それは本当でしょうか? 実は肩こりの原因は、肩そのものが悪いと言うより、他のところに異常があり、その結果として肩が凝っていると言うことの方が多いように見えます。

例えば、胃腸の調子が悪い場合など、それが慢性化すればするほど、肩の後ろ側や肩背部周辺のコリとして現われてきます。その場合には胃腸の調子を整えることが先決です。内臓を中心にした全身治療が必要です。

他にも肩こりを起こす原因として、精神的な問題を抱えている時とか、足腰の筋肉が弱ってきた時とか、単なる肉体労働にし過ぎの場合など、と色々なケースがあります。そうしたことを考えながら指圧の全身治療を施すことが大切です。

指圧の適応症(3):腰痛 2008.3.15

近年、特に都会人は車を利用する人が多くなり、パソコンなどの普及で長時間座っていることが多くなり、運動不足が大半です。その所為で腰痛に苦しむかたも増えています。

腰痛と言っても、単なる筋肉疲労による一過性のものから、椎間板ヘルニア、脊椎すべり症、ギックリ腰、内臓疾患による腰痛、婦人科疾患による腰痛、その他色々な原因があります。

腰痛と言いますと、どうしても腰が悪いと判断して、腰を中心とした治療を行う方が多いように見えます。しかし、それでは対処療法になってしまいます。

指圧治療の場合には、先ずは腹部の診断、治療が中心になります。その場合には深い持続圧が必要です。腹部をよく治療することで、腰周りの筋肉の緊張も和らいできて、痛みも少なくなります。

その後で、全身治療をするわけですが、特に両脚の経絡に沿った伸展法が大事になります。それによって脚のツレた筋を伸ばすことが出来るからです。但し、慢性的な腰痛の場合は継続的な治療が必要となります。

指圧の適応症(4):五十肩 2008.3.16

医学的には肩関節周囲炎と呼ばれている「五十肩」ですが、以前は四十肩とも呼ばれていました。中年以降に罹り易いのでそう呼ばれているようです。

肩関節付近の鈍痛がおこり、特に肩を上げるときに痛みが激しくなります。痛みのために、肩を直角以上に上げられなくなり、後ろへはほとんど動かせないなどの運動障害が起きます。髪をとかすときに痛みが出て気がついたという人が多いようです。

原因としては、肩関節を構成する骨・軟骨・靱帯・関節包・筋肉などが加齢的変化、いわゆる老化現象のために、拘縮(こうしゅく、ちぢむこと)と呼ばれる変化を来し、不自然な運動、過剰な運動や衝撃などが引き金になって発症するものと見られています。

患者自身としては痛みがあるからと言って、肩や腕を動かさないと余計に肩の可動性がなくなりますので、ある程度の運動を継続することが大事です。原因として上記のように肩周辺の異常のように考えられていますが、実は他の内臓疾患などとも関係があるようです。

従って、指圧の全身治療は効果的です。腕の運動法などを加えながら、腹部の指圧を入念にすることが大切です。

指圧の適応症(5):便秘 2008.3.17

現代人は便秘で悩む人が可なりいるようです。特に女性にその傾向があるようです。基本的には「冷え」が原因だと言われています。

よく指適されているように、現代人は食べ過ぎの上に運動不足と言いますか、身体を動かして筋肉を働かすことをしなくなりました。

これ等が便秘を誘発する一つの原因であり、また年中、冷たいものを取りすぎるために、それを守ろうとして身体が便秘反応を起こすとも考えられます。

従って、身体を温めることをするといいわけです。よく歩くことが一番です。その上で食べ過ぎないように、繊維質も物を取るようにすることが大切です。

指圧の治療の際には、腹部の指圧が重要です。その後、下肢の指圧を入念に行なう必要があります。とにかく全身治療を継続して体質改善を図ることが何よりです。

指圧の適応症(6):生理不順・生理痛 2008.3.18

若い女性の中にも、生理痛や生理不順に悩んでいる方が多いようです。どちらも身体が冷えていることが原因になっています。

適度な運動をして筋肉を使い身体を温めるようにすることが大事です。水分を取り過ぎないこと、甘い物を控える、玄米や穀類中心の食事にする、肉食を控えることが大事です。

こうのような症状には指圧の全身治療が効果があります。長年の生理不順や不妊に悩んでいた女性が指圧の治療を継続的に受けている内に、子供を授かった方もあります。

指圧の治療をする際には、何を置いても腹部の指圧を丁寧に行なうことが大切です。また運動不足の方が多いので、下肢の治療を入念に行うようにします。

指圧の適応症(7):不定愁訴 2008.3.19

身体のどこが悪いのかはっきりしない訴えで、検査をしてもどこが悪いのかはっきしりないものを「不定愁訴」と言います。

普通、身体に何か病気がある時には、病気が起こっている部分の症状がでますし、また、その部分の異常を示す診察結果や検査結果がみられます。ですから、逆に、患者さんの訴えと診察・検査結果から身体のどこが悪いのか推測することができます。

ところが、症状の中には「体がだるい」とか「頭とお腹が痛い」などのように、症状が身体の特定の場所と関係しておらず、しかも、診察や検査をしても、異常がないか、異常がみられてもその結果からどこが悪いか決められないような症状がみられることがあります。

このような、身体のどこが悪いか決めることができない症状を不定愁訴と呼ぶわけです。こうした症状に対して指圧の全身治療は有効です。心身をリラックスさせて免疫力を高めるからです。

指圧の適応症(8):妊娠期(妊婦) 2008.3.20

妊娠期に女性が経験する症状としては腰痛が一番ですが、妊娠初期に、つわりを経験する方も多いようです。

指圧の全身治療はこうした妊娠の初期から出産間際まで効果があります。つわりは妊娠に対する不安感などの精神的な面が作用して胃腸の具合が弱ったいる時になり易いので、指圧の治療でリラックスするのが一番です。

お腹の赤ちゃんが大きくなると、どうしても腰に負担が掛かり腰痛を訴えることも多くなります。そうした時に、指圧の全身治療は大変有効です。

ただ、妊娠5ヶ月以上になると、うつ伏せの姿勢は苦しくなりますから、その姿勢は除いて、横向きを中心として、仰向けの姿勢で下肢の指圧や伸展法を行うと効果的です。

それから、出産後も直ぐに指圧の全身治療を行うと、産後の身体や精神面の不調に対しても有効に働きます。従って、指圧は妊娠期に最適な療法です。

「腰浮かし」体操 2008,3.21

あなたは椅子に座る時に、どのような座り方をしていますか。イスの座面にお尻をべったりとつけ、上体の力が抜けた姿勢で座っていると、骨盤が後傾し、骨盤内の内臓や背骨に不自然な圧力が加わることになり、それが腰痛や股(こ)関節痛、肩こり、便秘などの不調につながると言われています。

「このような悪い姿勢の座り方をしていると、さまざまな筋肉や関節が縮んで動かなくなる。人体は、動きの少ない部分に脂肪がつきやすい。ことに骨盤の後傾によって、おなかの深部の大腰筋が著しく縮んでしまうと、おなか周りやお尻に脂肪が集中してつきやすい」と、えにし鍼灸接骨院の中村考宏院長が語っています。

そこで、骨盤の後傾を改善し、本来の座り方が身につくようにと、中村院長が考案したのが「腰浮かし」体操です。要領は下記の通りです。

やりかた】
(1)足を肩幅に開き、イスに浅く腰かける。ひざは90度に曲げ、つま先はやや広げる。
(2)背すじを伸ばし、骨盤を起こすように意識して、胸を前に移動させていく。イスの座面にお尻でペタッと座っている状態から、徐々に太ももの裏側で座るように。この状態を数秒キープ。
(3)胸を広げて前に出し、頭を上に引き上げるようにして、イスの座面からお尻を離し、腰をほんの少し浮かせる。数秒キープして、腰を落とす。 ※(1)―(3)を10回行う

指圧の適応症(9):高血圧症 2008.3.22

高血圧には、原因がはっきりしている二次性高血圧と原因がよくわからない本態性高血圧とがあります。このうち日本人の約9割は「本態性高血圧」だといわれています。

■ 二次性高血圧
腎臓病や内分泌系の病気、薬剤などの影響で起こる高血圧。その原因となっている病気が完治すれば血圧も下がります。

■ 本態性高血圧
本態性高血圧ははっきりした原因がわからない高血圧です。本態性高血圧は高血圧になりやすい遺伝的な要因に、塩分の多い食事や飲酒、ストレス、運動不足などの悪い生活習慣などの環境要因が加わって発症すると考えられています。

指圧の全身治療は、原因のハッキリしない本態性高気圧の治療に効果があります。心身共にリラックスすることで免疫力が高まり、副交感神経が優位に働くことで血圧を安定させることになります。

足湯に注意 2008.3.23

昨今、各地の温泉地では、手軽に利用できることから「足湯」の人気が沸騰していますが、ここに来て問題が指摘されています。レジオネラ菌感染が報告されるなど、「雑菌の温床」となっているらしいんです 。(「夕刊フジBLOG」より)

今年1月、三重県四日市市の高齢者施設の足湯でレジオネラ菌汚染が報告されたのに続いて、先月末には鹿児島県内の足湯で男性が菌に感染、肺炎を発症し入院するということがあったそうです。

「足湯には足を洗ってから入れるような付帯設備が何もない。靴下を脱いで、そのまま入っているにもかかわらず、衛生管理は放置されている。数年前、中部地方のある足湯からレジオネラ菌が検出されたことがあったのですがこの時、厚労省は『管轄外』として何の処分もしなかった。足湯は、新しくできた施設のため、法律が追いついていないんです」、と温泉コンサルタントの中澤克之氏は指摘しています。

薬が引き起こす劇症肝炎 2008.3.24

基本的にどんな薬も毒薬と考えられますから、必ずと言っていいほど副作用を伴います。最近、異常行動が問題となっているインフルエンザ治療薬「タミフル」で、先ごろ、服用した男性2人が劇症肝炎で亡くなっていたことが明らかになりました。

厚労省は新たに「劇症肝炎」をタミフルの副作用に追加したそうです。それにしても「肝臓が溶ける」という劇症肝炎ですが、実はタミフル以外の薬でも引き起こされる可能性が高いらしいですよ。恐ろしいことです。

ただ、「肝臓で薬を代謝する過程には個人差があり、その過程でアレルギー反応を起こし、劇症肝炎へと結びつく。なぜ特定の人に劇症肝炎が起こるかはよくわかっていません」と、武蔵野赤十字病院消化器科の泉並木部長は語っています。

実は、タミフル以外にも、副作用として劇症肝炎が添付文書に明記されている医薬品は600件近くに上るそうです。中でも、心筋梗塞や脳梗塞の治療で、血液を固まりにくくする薬「パルナジン」は、劇症肝炎を起こしやすいことで知られ、服用後は2週間ごとに肝機能検査を受けることなどが規定されているそうです。

また、薬の飲み合わせでも、肝機能低下や劇症肝炎を引き起こすこともあるそうですから注意が必要です。持病の薬を飲みつつ風邪薬などを飲むときには、主治医に相談することが一番だと、先の泉部長も語っています。 (「夕刊フジBLOG」より)

「舌がん」に付いて 2008,3.25

口の中の粘膜にできるのが「口腔がん」ですが、その中でも最も多いのが、約6割を占める「舌がん」があります。初期では自覚症状が乏しく、異常に気づいたころには首のリンパ節に転移しているケースも多いそうでで、早期発見が重要だと言われています。

とくに発症と深く関係が指摘されているのが、慢性的な刺激です。ギザギザに侵食された虫歯があったり、合わない入れ歯やブリッジが常に舌に当たっていると、そこから発症しやすいそうです。

また、舌に白っぽいコケのような斑点ができる白板症、赤いクッキリとした病変ができる紅板症(約50%ががん化)は前がん病変と言われています。

もう一つ忘れてはいけないのは、アルコールとタバコです。毎日、多量に酒を飲む人の危険度は2―3倍。1日20本の喫煙が加わると4倍、40本では10倍に跳ね上がるという調査結果もあるそうです。

「舌がん」チェックリスト
(1)舌の縁にシコリがあって最近大きくなってきた
(2)舌に口内炎ができて一向によくならない
(3)舌に白っぽい色のコケのようなできものがある(白板症)
(4)舌に境界がはっきりした赤い鮮明なできものがある(紅板症)
(5)虫歯が当たって舌の縁がヒリヒリする
(6)入れ歯のバネが当たって舌の縁に潰瘍ができた
(7)酒が好きでヘビースモーカー、最近舌の縁がザラザラする (「夕刊フジBLOG」より)

睡眠不足症候群 2008.3.26

「最近、とくにサラリーマン層に多いのが、会議中やデスクワークなどの日中の眠気がつらいと訴えてくるケース。検査をしても体に異常はなく、不眠が原因でもない」と、スリープ&ストレスクリニックの林田健一院長は話しています。(「夕刊フジBLOG」より)

専門的には“睡眠不足症候群”と呼ばれるもので、慢性的な睡眠量の不足が原因だそうです。日中の眠気に加えて、集中力や意欲の低下、倦怠感、疲労感などの症状も現れるので、仕事の効率も著しく低下しかねないことになります。

「ポイントは1日の睡眠量の不足を本人がまったく自覚していないこと。このような人たちには週末や休日になると起きられず、長時間寝ている傾向が強いが、睡眠は“寝だめ”できません。だから、いつまでたっても体調不良を引きずってしまうことになる」と、林田院長は語っています。

寝る直前まで、パソコンを開けて仕事したり、パチンコやコンビニの立ち読みなどで強い光を浴びていると睡眠のリズムを狂わせることになります。また寝る前のハードな運動やヘビーな食事(飲酒)も寝つきや眠りの質を悪くさせる元になりますから、気を付ける必要がありそうです。春はやたらと眠気をもよおす季節です。あなたの睡眠は大丈夫でしょうか?

あいうべ体操 2008.3.27

みらいクリニック院長の今井一彰医師が考案された、免疫を高めて病気を治す口の体操「あいうべ」体操と言うのがあります。 (「夕刊フジBLOG」より)

呼吸を改善して免疫力を高め、さまざまな病気に効果を著すそうです。ことに花粉症やぜんそく、アトピー、リウマチなどのアレルギー性疾患が劇的に治った例が多数あり、胃潰瘍(かいよう)や高血圧にも有効であり、いびきや睡眠時無呼吸症候群の改善にも役立つそうです。

「口呼吸が習慣化している人は、口や舌を支える筋肉の力が低下している。その筋力を回復させて、口呼吸を根本的に改善することが目的」と、今井医師は語っています。

【やりかた】
(1)「あー」と口を大きく開く。
(2)「いー」と口を大きく横に広げる。
(3)「うー」と口を強く前に突き出す。
(4)「べー」と舌を突き出して舌に伸ばす。
※(1)〜(4)を1セットとして、1日に30セットを目安に毎日続ける。
※声は出しても出さなくてもよい。

睡眠時間と肥満 2008.3.28

睡眠時間が短いと肥満をはじめ高血糖、高脂血症などになりやすいことが日本大学医学部の研究で明らかになったそうです。 (「夕刊フジBLOG」より)

同大の兼板佳孝講師は、「とくに男性においては、短い睡眠時間が肥満を発症する危険因子となることがわかった。その逆として肥満が睡眠時間の短縮にもかかわっているようだ」と話しておられるます。

兼板講師は、「睡眠は短くても長くてもダメ。肥満、糖尿病、脂質異常などの生活習慣病に影響を与え、心筋梗塞(こうそく)、脳卒中といった病気の引き金になる可能性があるため、今後は睡眠も保健指導などの指針に含めるべきだ。これから睡眠も食事、運動、飲酒、喫煙に次ぐ、第5の生活習慣として着目する必要がある」と指摘されています。

やはり、十分な睡眠(午後10時頃から午前6時頃まで)と良く歩くなどの適度な運動が、あらゆる病気の予防になるのではないでしょうか

脳活性ウオーキング 2008.3.29

ウオーキングが「体にいい」のは、もはや常識ですよね。肥満や高血圧、糖尿病といった生活習慣病改善に役立つと言われています。 (「夕刊フジBLOG」より)

と同時に、歩くことは脳の働きを活性化することも良く知られたところです。ジッと机に向かって考えていてもいいアイデアは浮かびませんが、外を歩いている時には、フッといい考えが浮かんだりするものです。

「運動が脳の活性化を促すことは、さまざまな形で科学的に証明されている。たとえば、簡単な筋トレやストレッチで筋肉を動かすだけでも、脳の活動が活発になる。運動の中でも、とくに脳によいといえるのがウオーキングなどの有酸素運動」と、諏訪東京理科大学・篠原菊紀教授(脳科学者)は語っておられるます。

「なぜ、ウオーキングが脳によい影響をもたらすのかはまだ不明。おそらく、大腿筋などの大きな筋肉系を持続的に動かすことで血流がよくなり、酸素が大量に脳に送られるのがよいのだろう。加えて、筋肉を動かすことで脳の運動野が刺激されて、相乗効果をもたらすものと推測される」と、篠原教授は話しておられます。

【ウオーキングのやりかた】
(1)3歩め大股歩き:1、2歩めは普通の歩幅で歩き、3歩めだけ大股で歩く。これをくり返す。
(2)インターバル速歩:2分間、ゆっくり歩く。そのあと3分間、早足で歩く。これをくり返す。

足首まわし 2008.3.30

よく「足は第二の心臓」と言われることがあります。これは、下肢の筋肉が伸縮することで、動脈の血液を指先まで送り込み、静脈の血液を心臓へと戻す、ポンプのような働きをするためです。

このポンプ作用がうまく働いていないと、足の静脈血の環流(血液を心臓に戻す流れ)が悪くなります。とくに、血液循環に重要な役割を果たしている「ふくらはぎ」の筋肉が硬いと、全身の血流が滞りがちになります。それが血圧を上げる一因とも言われています。

藤林クリニック名誉院長、藤林敏宏医師は筋肉の伸縮を活発にし、血流を改善するためのストレッチ体操などを指導されていますが、その一つに「足首まわし」があります。(「夕刊フジBLOG」より)

要領は下記の通りですが、「筋肉は息を吐いているときに伸びる。筋肉をよくほぐすには、腹式呼吸を基本に、吐く息を吸う息の倍の長さで、ゆっくりと息を吐きながら関節を伸ばすとよい」とのことです。

(1)床に座り、右の足首を左ひざの上に乗せ、右手で右足首を持って固定する。
(2)左手で右足の親指の下あたりと、小指側の側面の真ん中あたりを裏側からつかむように持ち、外側、内側に回す(できれば、足指の間に手の指を入れるとよい)。
(3)左足も同じ要領で行う。

肩甲骨おとし 2008,3,31

肩甲骨は左右の肩の位置にあり、腕と胴をつなぐ逆三角形の大きな骨です。この肩甲骨が、本来の位置より上にきている人が増えているようです。(「夕刊フジBLOG」より)

「現代人はデスクワークなどで前傾姿勢をとる時間が長いため、体の前側の筋肉が縮みやすくなる傾向にある。その分、後ろ側の筋肉が上に引っ張られて、肩甲骨がつり上げられる。その結果、肩がすくみ上がり、首は短く詰まってみえる。この状態は見た目が悪いだけではなく、肩や背中のこりをはじめ、さまざまな不調を招く原因になる」と、えにし鍼灸接骨院の中村院長は語っています。

そこで中村院長は、肩甲骨を正しい位置に戻す体操、「肩甲骨おとし」を考案しています。要領は下記の通りです。

【やり方】
(1)足を肩幅に開いて、壁の前に立つ。両肩を一度、上げて落としてから、ひじを直角に曲げ、手のひらを壁に向けて指先を外側に開く。
(2)腰と背すじを伸ばしたまま体を壁に倒し、手のひらを壁につけて体を支える。手の指先が床と並行になるように。
(3)両肩を持ち上げ、落とすことを10回くり返す。


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