今まで書いてきた日記やブログの中から、特に健康や指圧に関する記事の一部を掲載してあります。なお、日付は順不同ですので、明記してありません。また、筆者の名前はニックネームの”きーさん”にしています。
また、筆者の名前はニックネームの”きーさん”にしています。今回分は、きーさんの郷里の「尾道弁」で綴ってあります。多少分かりづらいかも知れませんが、方言の方が馴染みやすいのではと思います。
| 1.小津安二郎監督が好きな女性 | 6.卵巣の症状が消えた |
| 2.腰痛について | 7.患者さんの感想メールに寄せて |
| 3.指圧が生き甲斐 | 8.「気付く」ということ |
| 4.デンマークの医療事情 | 9.ボランティアとして |
| 5.自信を持って指圧をやるには | 10.心の「コリ」 |
昨日、このブログじゃぁ始めて尾道弁で書いたんじゃが、やっぱり方言で書くんはええのう。
この前まで尾道弁で書いっとった「ココログ日記」をきーさんが中止してしもうたけぇ、そっちを読んどった人も残念がっとったんじゃが、こっちでまた尾道弁を始めたんで喜んでくれたんよ。
どうも、標準語で書くとの、何か他人行儀な感じがしてのぅ、自分らしゅうない気がしてしまうんよ。不思議なもんじゃのぅ。あんたら、そういうことを感じたことはないかいのぅ・・・。
ところで、昨日から韓国系のアメリカ人女性が指圧の勉強始めたんよ。でものぅ、最初におおた(会った)時にゃぁ、日系人か思うたでぇ、きーさんは。
顔付きが日本人的なんよ。ほいでの、話を聞きょうたら、日本のことにえらい興味を持っとるんよ。後2ヶ月ぐらい日本に滞在するらしいんじゃが、日本語や日本の文化を学びたい言うて、指圧の勉強に来た言うわけなんじゃ
何で指圧を選んたんか言うたら、家族や周りの人にやって上げたいからじゃそうな。こぎゃな人がぎょうさん(沢山)来てくれると、きーさんも嬉しいんじゃがのぅ。
ほいで、指圧の途中で色々話をしたらの、何とこの人は、映画監督の故・小津安二郎が大好きなんじゃと。彼は自分の人生そのものじゃ言う程の入れ込みなんよ。
北鎌倉の彼の墓まで行ってお参りをして来た言うんじゃけぇ、こりゃぁ、ホンマもんじゃのぅ。きーさんは以前に、この人と同じように小津監督が好きじゃ言うた外国人の女性を知っとるがの、何がそうさせるんじゃろうのぅ? あんたは分かるかいの?
まぁ、あんまり日本のことに興味を持っとるんで、あんたは前世で日本人じゃったんじゃろう言うたら、これがイケンかったんよ。
彼女は、カトリック教なんじゃが、牧師からも言われとるらしんじゃが、自分は生まれ変りを信じてない言うんじゃ。この世だけの1回限りの人生じゃ思うとる言うんよ。
そう言われりゃ、きーさんもしょうがないけぇのぅ、それ以上は話が進展せんかったんよ。どこの宗教もそうじゃけど、それを信じこんでしまうと、ちょっと困ったことになるわの。
この人も、将来、何時かは何のためにこの世に生まれたか分かるじゃろうけぇ、きーさんもどうのこうのは言えんのんよ、ほんまのところはの。人のことより、自分はどうじゃ言うことじゃけぇのぅ・・・。
あんたは腰痛になったことはあるかいのぅ? この頃はみんな、パソコンを使うことが多いけぇ、長時間、座る仕事を強いられとるし、運動不足、車を利用して、あまり歩かんし、冷房で身体を冷やしたり、生活が不規則なもんが多いけぇのぅ、腰痛を訴えるもんが多いんじゃ。
でものぅ、一口に腰痛言うても色んなケースがあるよの。よう耳にするのんは、ギックリ腰よの。何かをしょう思うて身体を捻った途端に腰に激痛が走って、そのまんま動けんようになるんじゃ。
きーさんは過去に3度、これを経験しとるんよ。元々、仙骨なんかに異常があるけぇのぅ、どうしても腰痛を起こし易いんよ。じゃけど、そのお陰で腰痛で苦労しとるもんの気持ちもようわかるんじゃ。
ところで、腰痛言うと腰が痛いんじゃけぇ、腰を中心に治療をすりゃぁええ思うかも知れませんが、それは間違いなんでぇ。腰痛を起こす原因は上で言うたような不規則な生活が元でのぅ、内臓(腹筋)が弱っとることに起因するんよ。
じゃけぇ、指圧で腰痛の治療をする時にゃぁ、先ず最初に、腹部の治療を入念にせにゃいけんのんよ。特に、腹部の診断と足の伸展法が必要なんじゃ。これ等に付いては、中級講座( 「講座の内容」 )で指導しとるけぇのぅ、興味のあるもんは是非、受講して身に付けて欲しいのぅ。
ここじゃぁ、腰痛に効果のある簡単なやり方を紹介しとくけぇ、試してみてつかあさいや。説明は標準語にしとるでぇ。
1.患者を仰向けに寝かせて、左手を相手の下腹部に置きます。少し体重を掛けるようにしておき、右手で相手の左足の膝を内側に曲げ、足裏が反対の右足の膝に付くようにします。
2.左手は相手の下腹部を押さえたまま、右掌で相手の内ももの真ん中を、足の付け根の方から膝の方に向かって押していきます。この時、膝の方に押し伸ばすようにして、筋を伸展することがコツです。(数回繰り返す)
3.今度は相手の右足を同様に行います。この時も、左手は相手の下腹部を押したままです。(こちらも数回繰り返す)この両足の伸展法だけでも、腰痛は和らぎます。
4.次に相手をうつ伏せにして、背骨の両側を良く指圧をします。そのあと、太ももの真ん中を親指を重ねて深く押します。ここは坐骨神経に関係しますので、入念にやってください。
5.そして下腿のふくろはぎの真ん中も母指を重ねてゆっくりと押します。片足が終わったら、反対側も同様に行います。
6.また、仰向けの姿勢にして、腹部の指圧をします。肋骨の下縁部の母指指圧、腹部の正中線両母指圧、腹部あん摩などです。
慢性的な腰痛の場合はのぅ、こぎゃな治療だけでじゃぁのうて、全身の治療を続けてやると、早ように回復するんよ。
今年は、どう言うんじゃろうのぅ、梅雨明けが遅いよの。と言うよりも、今はまだ、梅雨真っ最中のように西日本を中心に大雨が降りょうるもんのぅ。
どうにもオカシイのぅ・・・何か狂うとる気がするわ。こないだはインドネシアの地震と津波じゃろぅ。中東じゃぁ、イスラエルがレバノンにおるテロリストを壊滅させるんじゃ言うて本格的に戦闘を始めるし、日本じゃ、大雨の被害続出じゃしのぅ。
あんたは、どう思うかいの? まぁ、一つ言えることは、世界の状況は日本にも影響するし、日本のことも世界に影響しとるのは間違いない言うことよの。じゃけぇ、何でこぎゃなことになるんか言うんを自分で、よう考えんといけんのんよ、毎日のぅ・・・。
ところで、今、中級の指圧の勉強をしょうる中年の女性がおるんじゃがの、この人が何時も、指圧をなろうて(習って)えかったぁ~言うてくれとるんよ。
指圧をやってあげると、みんな喜んでくれるんで嬉しい言うてのぅ、喜びょうるんよ。きーさんもそれを聞く度に嬉しゅうなるんよ。
習うた指圧を直ぐ誰かにやってあげて、それを受けたもんが気持ちええ言うてくれるんで、それが嬉しい言うんじゃけぇ、この人も幸せよのぅ。
ほいで、この人が言うんよ。これまで30年間も勝手なことをして来たけぇのぅ、これからはそのお返しをする為にも皆に指圧して上げたいんじゃ、言うてのぅ。
ほんま、中年以降になっての、人に喜んでもらえる方法(指圧)を身につけることが出来て、それを毎日実践しょうるんじゃけぇ、この人に取っちゃぁ、指圧が生き甲斐になっとる思うわ。
人間は誰でも、人に喜んでもらえることをしょうる時が一番幸せなんじゃろぅ、のぅ。この人はその幸せを見つけたんじゃけぇのぅ、きーさんも、ほんまにえかったのぅ思うとるんよ。
考えてみりゃ、きーさんもこれまでの人生を振り返るとの、親不孝なことやバカなことばー(ことばかり)やって来とるんよ。
ほいじゃけぇのぅ、これからの残りの人生は、この女性のように人の役に立てるように、命懸けでやらにゃぁいけん思うとるんよ。
でものぅ、取り立てて何かをやる言うんじゃないんよ。唯、自分の魂を磨く努力をするだけなんじゃ。そうすりゃぁ自然にええ波動を出すことになるけぇのぅ、結果として世の中の役に立つ言うことにもなるんじゃないかいのぅ・・・。
昨日、デンマークからの生徒さんの話をしたじゃろう。この夫婦は3日間の短期講座を無事に終って帰ったんじゃが、講座の時におもしれえ(面白い)話を聞いたんよ。
昨日も言うたように、彼等は10年ぐらい指圧の仕事をしょうるんじゃが、デンマークじゃぁ、いわゆる東洋医学的な療法は国としても認めてないらしんじゃ。
一般人も、指圧のように人に触られたり、押されたりするんを嫌う傾向にあるらしんじゃ。これには何か昔の歴史的な事件の影響が残っとる所為じゃそうじゃがの。
それと西洋医学界(医者や製薬会社など)が政府に圧力を掛けて、指圧だけじゃのうて、鍼灸も含め、そのほか薬草をつこうた治療法とか、自然療法なんかを正式に認めてないらしんじゃ。
そいじゃけぇ余計に一般人が、東洋医学や代替医療に理解を示さんいう結果になっとるんよ。近隣の国々じゃぁ、どこも自然療法的なことを求めて指圧や針灸が人気が出て来とるいうのに、デンマークだけが依然として閉鎖的なんじゃそうな。
ところが最近になって、針灸なんかの効果が医学的にも認められて来たらのぅ、鍼灸師を養成したり、活動を促すんじゃのうて、西洋医学の医者が2~3週間の講習を受けただけで鍼の治療をしとるんじゃそうな。
針灸の理論もロクに知らんで、ただただ鍼をぎょうさん打つらしいわ。日本でも同じような医者がおるが、どこの国も西洋医学が一番じゃいう思い上がりがあるけぇ、医者は何をしてもええいうようなことになっとるわのぅ。
そのくせ、鍼灸師や指圧師にゃぁ、毎年免許の更新を要求しとるんじゃと。更に今後は、単独の免許だけじゃのうて、二つ以上の免許を持っとらんとダメじゃいうことになったらしんよ。
とにかく、西洋医学の医者が自分等の領域を侵されとうないもんじゃから、政府に圧力を掛けて自分の力を誇示しとる結果なんよ。日本の医師会も似たとこがあるよのぅ。
ほいでのぅ、もう一つ驚いたことがあるんじゃ。デンマークは税金がえらい高い分、医療費は無料なんじゃそうな。じかし最近は、国の景気もええし、税収も増えとる筈なのに国の医療費にかける予算はドンドン少のうなっとるんじゃそうな。
この10年ぐらい、医療環境がドンドン悪うなっとるらしいんよ。何か共産主義の国のようじゃのぅ思うたでぇ、きーさんは。一方で私立の病院も増えて来とるらしんじゃが、そっちは医療費がベラボーに高いらしんよ。
こういう状況じゃけぇ、病院の状態も悪いらしんじゃ。病院は何時も予約で一杯じゃ言われるんじゃそうな。救急で直ぐに診てもらいたい思うても、2~3日後に来てくれ~言われるらしんじゃ。
その上、病院の医者はデンマーク人がドンドン少のうなって、インドやポーランドやその他の国の医者が増えとるんじゃと。しかしのぅ、この医者等はデンマーク語も英語も喋れんので、症状を訴えても十分に通じんことが多いんじゃそうな。
デンマーク人のええ医者はドンドン私立病院の方に移っとるらしいんじゃ。こりゃぁ、どこの国でも一緒よのぅ、報酬がええ方に行きたいわのぅ。
こぎゃな状況じゃ、今後も益々、医療環境は悪い方に向かうこたぁ避けられんわのぅ。やっぱり、何でも無料(その分、税金で取られとるがの)いうシステムは、何時の間にか疲弊してくるもんじゃのぅ・・・。
こないだ、中年の女性で針灸・マッサージの免許を取って、今ある治療院で働いとるいう人が指圧講座を受けに来たんじゃ。
何でも2年位前に免許をとったらしゅうて、まだまだ自分の技術に自信が無いんよ、のぅ。ほいで、治療院でもなかなか指名の客が付かんけぇ、時給を下げられたそうなんじゃ。
それでの、手技をもうちょっと勉強したい言うて来た訳なんよ。確かに、免許を取っただけじゃぁ、十分な技術が身に付いとらんけぇ、みんな不安になるんよのぅ。
しかし、技術が旨い言うても、テクニックだけ上手になっても、それで治療効果が上がるんか言うたら、そうでも無いんよ。
そりゃぁ下手よりゃ、上手な方がええんじゃが、やっぱり相手は生身の人間じゃけぇ、相手に接する態度言うんか、話し方や応対の仕方も重要になるよの。
基本は相手に対する思いやりなんよ。なにもペラペラおべんちゃら言うて喋らんでもええんじゃ。相手が落ち着いて、リラックスできるような話し方をすりゃぁええんよ。
その点、この人は中年じゃし、それなりの人生経験があるんじゃけぇ、それを活かしゃええんじゃが、まだ経験が足らんのと、大人しい性格とで、まだ自信が持てんのじゃろう思うわ。
それと治療院なんかじゃぁ、商売じゃけぇのぅ、患者言うよりも客いう考えが強いけぇ、どうしてもガンガンやれぇ言われるんで、それも堪えとるようじゃ。
まぁ、きーさんとこに来たからにゃ、治療に重点を置いた指圧を教えるけぇ安心しんさいや言うて元気付けて上げたんよ。
実際にやらしてみるとの、本人が考えとる程マズイわけじゃないんよ。やり方も変なクセが無いし、これなら大丈夫じゃ言うて励ましたんじゃ。
それで、治療院で働くんはそれでええし、その他にのぅ、自分で患者を開拓するように、出張治療とかをした方がええよ言うて上げたんじゃ。
やっぱりのぅ、こういう手技は色んな人間を数多く治療することが一番なんよ。3万人の治療をすりゃぁ一人前じゃ言われとるぐらいじゃけぇのぅ。年数で言やぁ30年よ。
この人も治療院だけの人数じゃ限られとるけぇ、自分でドンドン患者を探して、遮二無二、練習するしか無いんじゃ、自信を持ってやるようになるにはのぅ。
こないだから指圧の講座を始めた中年女性がおって、その人の犬が尿の出が悪うて困とったいう話を以前にしたよの。
ほいで、その人がきーさんの助言で、ある手立てをしたらその犬がおしっこをするようになった、言うことも話したじゃろう。
その女性がその後、娘さん(結婚して1年目)を治療のために連れて来たんよ。何でものぅ、その娘さんが病院で卵巣に大きなシコリ(チョコレートのう腫)があるけぇ、再度検査に来い言われたそうなんじゃ。
先のワンちゃんの件もあっての、その女性がきーさんのことを信用してくれて、娘さんの治療もして欲しい言うて来たわけなんよ。
一通りの全身指圧をして、肉体的な面で気付いたことを話してあげたんよ。ほしたら、何かお腹の方がスッキリした感じがする言うとったわ。
それから、そのお母さんの方にも、ワンちゃんの時と同じように、もう娘さんの卵巣には何にも無い、キレイなもんじゃ言う信念を持って、そこに光を送って上げんさいや言うて上げたんよ。
ほいでのぅ、昨日、この女性が講座に来た時に報告してくれたんじゃ。指圧の治療の後、娘さんは再検診のために病院に行って検査をしたら、卵巣の腫瘍が消えとったんじゃと。
娘さんは最初の検査の時、ちゃんと映像で自分の卵巣に卵大の異物が映っとるのを見とったけぇ、二度目の検査でそれがのうなった(無くなった)を見てビックリしたらしいわ。
勿論、医者も内心は驚いたらしゅうて、最初の時の映像は排卵の影響によるもんじゃろう、とか何とか言うたらしいわ。その間の指圧の治療やお母さんの手立てのことなんかは知らんけぇのぅ。
それから、もう一つ変化があったそうなんよ。最初の検査の時にゃぁ、子宮が前屈しとったらしいんじゃが、後の時にゃぁ後屈に変わとったそうなんよ。
そのことに付いてものぅ、医者は、そう言うこともようあることなんじゃと言うたらしいでぇ。何か知らんが、医者もちょっと無責任なところがあるよの。
また、この娘さんにゃぁ、小さい子宮筋腫もあるらしんじゃが、卵巣のう腫の体験があったけぇのぅ、これぐりゃぁの筋腫は自分で消してやる、言う信念が出てきたらしいわ。
こういう気持ちが大事なんよ、何事においてもの。そりゃぁ、こぎゃな婦人科の症状にゃ、色んな色情因縁があるがの、やっぱり自分のこたぁ自分で解決せにゃぁいけんのじゃけぇ、自分にゃぁ、そぎゃなもんは無い言う信念を持つことが大事なんよ、のぅ・・・。
昨日の東京は午後2時ごろから、ものすげぇ雷雨になってのぅ、一時間に35ミリもの雨が降ったんよ。その上、雷が方々に落ちたらしいんじゃ。山手線の送電線にも落ちて電車が止まったりしたけぇのぅ。
そいだけ雨が降ったけぇのぅ、その後は温度が6度も下がって、急に涼しゅうなって、もう秋になったかぁ思うぐらいに楽じゃったわ。
ところでのぅ、昨日夜、始めて問い合わせがあった男性が治療に来たんよ。体格のええ人なんじゃが、ちょっと太り過ぎなんよ。
本人の症状としちゃぁ、肩こりや腰痛言うことじゃったんじゃが、そのことよりも色々と他の話が進んでのぅ、お父さんが脊椎狭窄で車椅子状態じゃが指圧でどうじゃろう言うような話も出たりしとったんよ。
ほいで、きーさんがお父さんは何の仕事をしょうるんか聞いたらの、な~んかハッキリ言わんのんよ。別段隠すようなことでも無かろうがのぅ思うたんじゃが、最後まで言わんかったんよ。
ほしたらその後、この男性が家に帰ってからお礼のメールをくれたんじゃが、そん中で、実は父親は医者なんですが、高血圧や糖尿病、肥満があり、とても不健康な生活をしているんで言えなかったんじゃ言うんよ、のぅ。
きーさんはお父さんが医者じゃ言うことを聞いても、特別なんか言うつもりは無かったんじゃが、この男性に取っちゃ、父親に対して忸怩たる思いを持っとったんかも知れんのぅ。
またのぅ、そのメールできーさんの指圧治療について次のような感想を寄せてくれたんよ。
「先生の指圧は一言で言うと、優しさの指圧ですね。ふんわりとした暖かみのある余韻の残る指圧でした。私がたまにしてもらう指圧師の方は、圧しまくるタイプで終わった後もそれなりに気もちが良いのですが、がっかりするような疲労感が伴います。それにしても、気が抜けたような感じがするのはなぜでしょうか。」
なかなかポイントを突いた指摘じゃ思うわ、きーさんは。きーさんが何時も言ようるんは、「指圧は愛の手当て」言うことよの。相手を思いやって、じっくりと、深く深部に圧が通りように押して行くんよ。
押す言うようりも、相手に寄りかかるように体重を掛けて行くんよ。そうすりゃぁ、相手がそれを受け入れてリラックスが出来るいうわけなんじゃ。
心身がリラックス出来りゃぁ、身体中がふわ~として、この男性が言うたように「気が抜けた」ようになるんよ。
そうなって始めて自然治癒能力が高まってのぅ、その人自身が症状を改善して行くことになるんじゃ。また、この人は指圧に関して次のような感想も寄せてくれたんじゃ。
「先生のお話からも指圧というのは確に誰でもできる様に見えますが、実はとっても繊細な行為で誰でもできると言う表現に疑問を持っております。」
指圧は誰でも出来るもんなんじゃが、どぎゃに効くか言うんはやる人の思いに掛かっとるんよ。やっぱり、相手に対する思いやり、労わりの心が無いといけんのぅ・・・。
昨日の東京は停電騒動で大変じゃったようじゃ。ようじゃ言うたんは、きーさんとこは停電にゃぁ関係なかったけぇ、ニュースを見るまで知らんかったんよ。
ほれで何が原因じゃったんか思うたら、クレーン船が高圧の送電線を切断したからなんじゃそうな。それぐりゃぁのことで何で、こぎゃに大被害が出るんか、きーさんにゃよう分からんのぅ。
ある専門かも常識じゃ考えられん事故じゃ言うとったけどのぅ、これだけの被害を起した事故を起こしとって、常識もクソも無いじゃろう思うわ、きーさんは。
それにしても、原因はともかく、一旦停電すると何もかもストップしてしもうて大混乱になるんを見とると、皆よう平気で毎日、当たり前のように電力を消費しょうるのぅ思うわ。
それからのぅ、今回のような事故はテロリストが故意に狙うたら、食い止めることが出来ん言うんじゃから、そっちの方が恐ろしいのぅ・・・。
ところで、今、指圧の中級講座を受講中の中年の女性がおるんじゃが、なかなか熱心な人で、家でも自分の親や身の周りのもんに指圧をしてあぎょうるんよ。
その人が、こないだ来た時に、今まで嫌いで、嫌いで、仕様が無かった会社の社長(自分の姉の主人)に、フッと指圧をして上げようかなと思った言うんよ。
ほいで、自分でも、この自分の気持ちの変化にビックリしとるんじゃ言うんよ。今までなら、嫌な人間じゃ思うとるけぇ、そぎゃに指圧をしてあげよう言うようなことは思いもせんかったじゃが、急に自分の気持ちが変わったことに気付いて驚いとるそうなんよ。
それを聞いて、きーさんは言うてあげたんよ。そりゃぁ、あんたが熱心に指圧を勉強して、皆にやってあげるんが嬉しい、楽しい言うような気になったけぇ、その愛の波動が広がって、その嫌いな人までに及んで言ったんじゃ、との。
この人は自分じゃぁ、唯、人を気持ちようして上げたいいう思いで指圧をして上げとるんじゃが、相手が喜んでくれるけぇのぅ、やっぱり自分も嬉しいわの。
それをやりょうる内に、イヤじゃ思うとった人に対しても、わだかまりが段々のうなって(無くなって)来て、フト、その人にも指圧をして上げようかな、と思うようになったんよ。
本人は、何でこんな気持ちになったんか不思議じゃ言うんよ。あぎゃに嫌うとった人間に何で指圧をしたい思うたんか、その変化に自分も戸惑うとるとこもあったのぅ。
まぁ、この人が近いうちに、その嫌うとった人の指圧をしてあげたら、二人の人間関係はガラッと変わってええもんになるじゃろうのぅ、間違いないわ。
こうやって、この女性は自分の心の変化に気付いたわけなんじゃが、この「気付き」が、あらゆることに置いて一番大事なんじゃ。
ええことでも悪いことでも、何でそうなったんか気付くことが先ず必要なんじゃ。気付きゃぁ、次のステップに進めるけぇ、解決も早ようなる言うことよの。
毎日、毎日、大なり小なり色んな「気付き」が誰にも与えられとるんよ。それに気付くかどうか、それは、あんた次第なんよ。それが、あんたの人生は、あんたが作る言うことなんよ、のぅ・・・。
昨日、また中年の女性が指圧の初級講座を始めたんよ。4回ぐらいの短期で終了したい言うんで、1回に3レッスンずつせにゃいけんのんよ。
指圧は始めての人じゃけぇ、短期でやるんは大変じゃろう思うたんじゃが、やってみるとの、結構スムーズにこなすんで驚いたんじゃ。
この人は最初に、出来たらボランティア的に周りの人にやって上げたいんじゃ言うとったわ。他にのぅ、アロマセラピーも勉強しょうるらしゅうての、指圧と一緒にやったらええじゃろう思うて来たらしんじゃ。
この人の家族はご主人と息子さんが二人おるそうで、彼女も外で仕事をしとるんよ。その仕事の合間を縫って指圧の勉強に来たわけなんじゃ。
話を聞くとの、この人のお母さんが去年、食道がんでのうなった(亡くなった)んじゃが、のうなる前にホスピスみたいな所におったらしんよ。
ほいで、そこでお母さんの手足を揉んで上げたりしたら大変喜んでくれたらしんじゃ。そのことがあったけぇのぅ、こんどは同様に苦しんどる人らに指圧をしてあげたら、お母さんも喜んでくれるような気がする言うとったわ。
ほいじゃけぇ、きーさんも、そりゃぁええ考えじゃのぅ、そぎゃぁに人に喜んでもらおう言う気持ちは「愛の心」じゃけぇ、あんた自身が徳を積むことになるわのぅ言うてあげたんよ。
この人らのように、人に喜んでもらえることをしたい言う考えを持っとるもんにゃ、指圧が一番ええ思うんよ、きーさんは。
それものぅ、商売としてじゃのうて、ボランティアとしてやるんが一番なんじゃ。人に喜んでもらいたい言う純粋な心で出来るけぇのぅ、余計に相手に伝わるんよ。
特に、ガンの末期患者のように西洋医学的な治療法はもう受け付けん言うようなもんにゃぁ、指圧のような「手当て方」が喜ばれるんよ。
ちょっとでも心身ともにリラックス出来るけぇのぅ、こういう患者にとっちゃ有難いんよ。もうこうなったら、医療や治療を超えたのぅ、互いの人間関係言うことにもなるんじゃ。
末期患者にとって、身体に手を当ててくれて、話を聞いてくれて、最後を看取ってくれるもんがおったら、そりゃぁ幸せじゃろう思うわ、きーさんは・・・。
台風の影響じゃろうのぅ、東京は昨日も暑かったでぇ。でものぅ、気温も34度ぐらいあったんじゃが、何か結構、風が吹いとったんよ。
ほいじゃけのぅ、午後からちょっと歩きに行ってみょうか思うて出掛けたんよ。何処へ行こうか思うたけど、この頃ちょっとご無沙汰しとったお得意のコースに出掛けたんよ。
ほうよ、九段下から行くやつよの。九段下で下りたらのぅ、直ぐに桜の木々に止まっとるセミの声が一斉に聞こえてきたんよ。こぎゃに桜の木に止まっとるセミの声を聞くとのぅ、故郷の夏を思い出すんじゃ、きーさんは。
子供ん頃の夏休み言うたらのぅ、尾道の千光寺山の何千本とある桜の木々に止まって鳴いとる、数えられん程のセミを取りに行くんが日課じゃったんよ。
ほいで、北の丸公園に入って、ちょっと日陰のある所に座って暫く雑誌を読んで休憩したんじゃ。その後、何時ものように皇居のお堀端を通って日比谷まで出たんよ。
何気のう日比谷公園の入口を見たらのぅ、午後5時から大盆踊り大会がある言うて書いてあったんよ。ここまで来るのに汗びっしょりになって、もう疲れとったんじゃが、根が物好きじゃけぇのぅ、見に行ったんよ。
じゃけどのぅ、盆踊りが始まるまでにゃぁ時間があったけぇ、待つんもバカバカしい思うて、そこでやっとった無料抽選会に参加したんよ。
「ガラガラぽん」いう奴での、ぐるぐる回して色の付いた玉が出てくる奴よ。やって見たら、見事、「ハズレ」じゃったわ。くじ運が無いんよ、きーさんは。ほいで屋台のお好み焼きを食べて帰って来たんよ。盆踊りを見る元気は無かったんじゃ。
ところでの、昨日の午前中、久々に「うつ病」気味の女性が治療に来たんよ。この人のことは前にも1回話したことがあるんじゃが、母親に対する鬱積感情を抱えとるんよ。
この人が子供の頃、父親が交通事故でのうなって(亡くなって)、その後母親一人に育てられたんじゃが、その母親が外で働いとったためにのぅ、食事を作ってもううたことが殆ど無かったらしいんよ。
そのことがトラウマになってのぅ、大人になっても(今30代)、母親が面倒みてくれんかった言う思いが抜けんのんよ。何かある度に、そのことが頭をもたげて来るんよ。
ほいで体調崩して入院したり、精神科の治療を受けたりしとるんよ。そういう状態の中で何回か指圧の治療に来とるんじゃ。前回なんか、母親のことで泣き出してしもてのぅ、手に負えんぐらいじゃったでぇ~。
なかなか頭もええし、仕事も頑張る人じゃし、ボランティアで色んなこともしょうるし、他のこともよう知っとるしのぅ・・・じゃけど、きーさんから見ると頭でっかちなんじゃ。
何事も頭で考えて、頭で理解しょう思うとるけぇ、ちょっと理屈っぽいんよのぅ。若いけぇ仕方無い言やぁ、それまでじゃがの・・・。
彼女の様子を見とって、きーさんは思うたんよ。な~るほどのぅ、病気言うんは「心のコリ」なんじゃ、と。「うつ病」だけじゃのうて、全ての病気に言えることなんじゃ。
肉体を持っとるけぇのぅ、身体のコリとしては感じるんじゃが、ほんまは「心のコリ(心の執着)」が根底にあるんよ。これを理解せんと病気の根本治癒は難しい言うことなんじゃ。
この女性も、母親に対する自分の「心のコリ(母親を許せんいう執着心)」に気付いて、自分でそれを取り除かにゃ「うつ病」は完治せんのんよ、のぅ。
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