『過般に述べし如く、この三次元に存在なす一切現象はその根源なる大神様より発せられたる波動の三次元的表現なりと。この三次元的表現を支持なすは高次元に存在するイデアなり。
人間の思考の根本もこのイデアにより支持されん。このイデアの支持力を別名にて前述せし共同超意識と称せん。
さて、汝ら地球地上にて近年発達なしたる超心理学の分野において、人間の心が人間には勿論、動植物に作用し、更にその念を凝らしたる場合、無機物にまでも作用し、移動や変化を与え得るなどの事実を立証せしことを想起なすべし。
これ等の作用するは、心と物体とがその根源において共同超意識と申す共通なる母体の場を有するが故なり。
更に過般に述べし如く、汝ら三次元に棲む人間は、三次元に展開される時間・空間の中に繋縛されあるも、三次元における汝らが経験なす時空と共に存在するものの一切は、三次元的認識の形式に過ぎず、本質的なる実在の姿とは異なるなり。
本質的なる実在とは本当に存在し不滅なる者を申すなり。この実在も波動なり。この実在の波動を此処においては「宇宙意識」と言わん。
この宇宙意識は二つの力あり。その一つの力は積極的なる働きをなす力なり。後の一つは消極的なる作用をなす力なり。
この積極的なる力、自ら震動なし想念を起こさん。故にこれを此処にては、「生命超意識」と申さん。
この消極的なる力、これ即ち前述せし「共同超意識」なり。
この二つの力を限定するものを法則と申す。これ、宇宙の真理なり。これ、一なる大神様より発せられし無限次元の波動が、一切現象として展開されん力の発祥の場なり。力の源泉なり。
この積極性・消極性ともに同じ力の法則的、二面性なり。陰陽の理の源流なり。この真理を知る時、三次元的地球地上の物理学が、正しく小児的遊戯なるを知るならん。
されど、汝らこの法則を知りて、大神様は単なる法則的・観念的御存在なりと言うは大いなる誤りなるを告げおかん。
汝ら地球人に大神様の大愛の理を高次元において説きても、これ殆ど理解なす能力なきなり。故に極めて次元を落とし、物質的・三次元的に説かんとなせしなり。
宇宙観における優良星界人達はこれ等の真理、道理をよく理解なし、これを十分条件として一切の必要条件を充たすなり。故に幸福なり。
汝ら地球人類は理念乏しきが故にこの理を悟る者少なく、ただ枝葉末節のみに執するが故に幸福を得ざるなり。
さて、前述せし生命超意識とは一なる大神様より発せられつつある、時・空を超越なしたる永遠不滅の高次元波動なり。この宇宙意識の一面なる積極性は、自らの想念波動を発する力なり。これ即ち生命の根源なり。
宇宙間における生命を有するもの悉く宇宙意識の一面性なる生命超意識の積極性より発したるものにして、これ、宇宙意識の「雄性的一面」と申してよきなり。
また、宇宙意識のもう一面なる消極性は、前述せし如く共同超意識と申せしなり。この共同超意識は一切万象を包括し、万象を支持せんとなす力なり。これ、宇宙意識の「母性的一面」と申してよきなり。
さて、表題の本筋に立ち返りて述べん。汝らが精神感応現象と申すは、この積極性なる生命超意識より発したる想念波動が、消極性なる共同超意識を介して別の積極性なる生命超意識に伝達なしたる状態を申すなり。
汝らの消極性なる意識を如何なる理由に依りて共同超意識と申せしやを理解なすや。
この共同と申したるは、幾兆億とも知れざる多くの子達が、その瞬時瞬時において発する意識の波動は、全てこの母なる意識を介して伝達されん。この母なる意識はこの子達の共同母体なる意味を表わさん。
また、これを超意識と申すは、この多くの子達の発したる想念波動が、時間・空間を超越なしたる次元にて伝達されんを表わさん。
かくの如く、人間の精神感応能力と申す精神作用は、時間・空間を超越なしたる働きをするは、その生命の根源的活動の次元に於ける生命活動なるが故なり。
これ、現象界の如何なる波動にも妨げられざりて、同時に三次元現象界にて如何に機械的・物理的に究明せんとなしても、この生命波動を補足出来ざるなり。これを補足可能と想う者は生命の本質を知らざる者なり。
さて本章にては人間の精神構造の根源の原理を明かせしなるも、次なる機会にては人間の表面意識および潜在意識の働きにつき述べん。
前章にて申せし如く、超能力開顕の必須条件は、先ず日々心の調整を図り、大神様の御諚(御教え)を固く守り生きるべし。同時に利他愛の心を起こすべし。
日常の利他愛の心の実践は、自他一体感を深め、機会を得て同朋に御諚(御教え)を告げ、大神様と波長を合わさんが為の瞑想を行うべし。
汝らに人間の精神構造を述べたるは、汝らが単に知のみを延ばさんが為のものにはあらずして、この必須条件を守るべくその理解度を深めんが為のものなり。
更にここに於いて汝らが超能力開顕の目的を下に掲げん。
1.先ず、地球人が人間の本性に立ち還り、この能力を身につけ、まこと優良人間となることなり。
2.また一つは、早急に地球地上文明の一大改革を、超能力を以って図らしめんが為なり。
3.また一つは、地球地上一大天譴前に、優良星界人との交流、援助を受けんが為なり。
かくの如き目的によるものなるを此処に明かすなり。一層の努力を願わん。』(つづく)
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